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無題

審査前稽古会に参加して(グルーブ)

もう4~50年前だったでしょうか
県下高校大会の 審判 員控席に私が座っていた時 のことです
その女子高生 は試合後なので、誰も見ていないのにもかかわらず、控え席で面手ぬぐいを丁寧にたたみ 面の中にそっと入れ、そして ふかぶかと一礼を

私は 声をかけていました
「あなたは素晴らしい攻めのある良い剣道をしますね
 とても 感動しましたよ」と
すると 彼女はにっこりと「はい、ありがとうございます 道着や道具にはそんなにお金かけていませんが 手入れはきちんとしています それに私の立ち居振る舞いや『見映え』は、私にとっては『攻め』だと思っていますので…」というような趣旨の屈託のない笑顔の返答
私は一瞬「???!」でしたが、すぐに得心しました
以来、剣道を観る目も変ったように思いました

そのような方々は今や全国的にも女性剣道界を牽引する立場にいらっしゃっています

一方、これも4~50年前からの 剣とお酒の深い深いお付き合いであった福岡の範士先生(私より三コ上)、数ヶ月前に亡くなられましたが、中学校レベルの英語を駆使しながら剣道の本質を世界に向けて見事に発信されていた方

まさに先生の立ち合い(東西対抗上段千葉仁との大将戦)、口調、表情、なんとも言えないイケメンの『グルーブ』がありました

えっと、「グルーブ」については、私は確実に感じているのですが、言語化することは難しいです

もともともとは、音楽・教育・経営などに因んだ言葉らしいのですが、剣道初~八段それぞれでのグルーブがあると思うのです

日本語に直訳すると、「ノリ・ゆらぎ・萌え・咲き誇る・残響」みたいな感じですかね

子供の頃から聴覚過敏症であった速興セッションプロドラマーで、今や「地球を救う音響研究家(脳・量子科学者)(グラミー賞審査員)」として国際的な著名人となって活躍されている谷美幸さん
「心地よい音で人や地球を癒やして救いたい そのための科学的で社会的な追求を…」みたいな(ユーチューブ1時間講演)

私も、競技剣道だけではなく、武道剣道とその教育でこそ「心地よい動きと言葉で…」みたいな…

剣道・武道を志すみなさん
「グルーブ」について、AIさんとの会話深堀リで、かならずや有用な知見が得られ、あなたなりの「知行一致」に向かうことができるかと思いますよ

追伸
茂呂理事長さん、そして会長さんはじめ役員で出席された方々
本当にご苦労様でした
本当によい集まりだといつも思い知らされています
ありがとうございます

   松風庵住
      松舟

中央審査前稽古会を開催して

令和8年7月25日(土) 9:30~13:00まで宇都宮市清原体育館剣道場(エアコンが効いていて快適)にて、来月行われる中央審査受検者5名および多数の先生方をお迎えして開催されました。

野尻副事務局長による準備体操および素振りが行われ、開講式にて加藤会長より「本日の稽古会で何か得て帰っていただきたい」と挨拶後練習が始まりました。

審査では「気迫・有効打突・打突の強さ」が重要視される旨の説明を受けて、切り返し、面打ち、面に対する応じ技を3名1組に分かれて30分行われました。

拝見すると「十分攻め合いを行わないで面打ちを行う方、打突の弱い方、物打ちで打突部位を捉えていない方、元立の気迫が弱い方」等散見され「立合を意識して十分に剣先の攻防を行ってから一拍子でしっかり面を打ち込むこと。攻めて相手を引き出して応じ技を打つこと」等話が出ておりました。

休憩後、中央審査受検者に対して各自2回の立合を行ない、ベテランの先生方より指導を受け、その後もう一度2回の立合を行ないましたが、確実に2回目の方が良かったと感じました。
トータル4回の立合をビデオ撮影しその場でテレビ放映にて確認しましたが「垂ネームが横向いているね。猫背に見えるね。攻めがない状態で打ち込んでいるね」等先生方より指導が出ておりました。

後半は、六~八段受検者の立合です。
やはりビデオ撮影テレビ放映にて確認し「攻めが弱く棒立ちに見えるね。八段は、相手と同格の状態では見劣りするので、格の違いを見せなくてはね。攻めて面に打ち込んでいるが相手に読まれて打突部位に届いていないね。気迫のある先生は声が鋭く相手の陣地まで攻め込んでいますね。」等の声が聞こえました。

最後は、30分間の自由稽古で終了となりました。

受検者の方より、その場で自分の立合を確認できて先生方より指導を受かられることは大変勉強になりますと話しがありました。暑い中多くの先生方にお集まりいただきありがとうございました。
草々

追伸:自分として「気力を一点に集めた勢い。心身を統一して相手に隙を与えない充実した気勢。気・剣・体の一致」を鍛錬すべきと感じました。ご指導いただきました先生方ありがとうございました。

明日、中央審査前稽古会開催します

皆さん、暑い日が続いていますね。
お知らせです。

明日、栃木県実業団剣道連盟の中央審査前稽古会を下記のとおり開催いたします。各団体内で情報を共有いただき、御出席いただきたくお願い申し上げます。勿論、賛助会員の皆様、剣道愛好家、教員、警察、刑務官等自由参加出来ます。

1.日時:令和8年7月25日(土) 9:30開始、12:30終了
2.場所:宇都宮市 清原体育館 剣道場
3.住所:宇都宮市清原工業団地14番地 電話:028-667-1227 34.内容:基本稽古、模擬審査、合同稽古
    立合は、ビデオ撮影を行いその場でテレビにて確認します。
    多くの先生方お待ちしております。
以上

足裁きについて

剣道において用いられる足の運び方を足裁きと言われております。代表的なものとして、「歩み足」「送り足」「開き足」「継ぎ足」の四つが挙げられます。

「歩み足」は普通の歩行のように左右の足を交互に出して前に進み、あるいは後ろに下がる足の運び方です。比較的長い距離を移動する場合に使われます。

「送り足」は進む方向へ一方の足を送り出し、もう一方の足を引き寄せる足の運び方で、剣道においては非常に多く用いられる足裁きです。比較的短い距離を用心深く移動する場合に使われます。

「開き足」は、相手の打突をかわしながら打突したり、防ぐ時に使われる足に運び方です。足を運び終えた時に、相手に正対するように使われます。

「継ぎ足」は、左足を右足の横にいったん引き寄せておき、右足、左足と歩を進める足に運び方です。打突を行う際に、相手との距離が遠い場合などに用いられます。

以上の四つの足の運び方では、構えを崩さないように、腰からできるだけ床に水平に移動するよう心掛けます。なお、踏み込み足による衝撃は、瞬間的に800㎏~1tの力になると言われております。
草々

目付けについて

目の使い方や動きを剣道では目付けと呼び、古くから「一眼二足三胆四力」と言われ、大事な要素と言われております。

一般的には、相手の目を中心に体全体を見るようにし、特定の1カ所を凝視しないこととされています。特に、遠くの山を眺めるように相手全体を見ることを「遠山の目付け」と言われており、目は心の窓ともいわれるよいに、気持ちがあらわれやすい部分と言われております。

自分より上手な人に自分の心を悟られないように、わざと相手の目を見ないようにする場面もあります。この目のつけ方を「脇目付け」などと呼ばれております。

剣道においては、ただ漠然と相手を見るだけではなく、相手の状態や腕前、心の動きまでをも見抜くことが重要と言われております。

宮本武蔵は、著書「五輪書」で、相手の本質を見る目「観の目」、単に現象を見る目「見の目」と呼んでおり、「観の目」を強く動かせることが大事と述べております。
草々

剣道の構えの注意点について

剣道の構えが正しくないと、重心が偏りやすく、動き出しや踏み込みで力を十分に発揮できません。剣道の構えの中で、足幅は攻め・守り・動きの速さ等非常に重要なことから注意点についてご紹介します。

「理想の足の幅について」
足幅は、肩幅程度の左右開きと、前後の幅が相手との間合いや体格により若干異なりますが、左右幅が極端に狭いと安定性を欠き、広すぎると動き出しが鈍くなると言われております。
左右の足の開きは肩幅と同じくらいが基準と言われており、具体的には立って肩の端から端を測った幅が、そのまま足の間隔が理想と言われております。この幅にすると上半身のブレが少なくなり、また左右に安定しながらも素早く動き出すことができます。

「前後の幅について」
前足(右足)と後足(左足)の前後の間隔については、自分の一足長さを目安にすることが多いと言われており、足幅の前後を詰め過ぎると突きや打突で重心が乗り過ぎ戻りが遅くなります。逆に広すぎると間合いの調整が遅れ、踏み込み時の力を逃がしてしまいます。理想は前後約一足分をとることと言われております。

「重心と体格について」
身長・体重・体格によって理想の構えは変わります。例えば背が高く脚が長い人は前後幅をやや広めに取ることで踏み込み時の伸びが出しやすくなります。また加齢などで関節可動域が狭くなった場合は、足幅を少し狭めて膝への負担を軽減する構えを取ることも安定を保つ上で有効と言われております。

「中段の構えでの足幅について」
中段の構えは剣道の基本です。肩幅程度の左右幅と、前後に一足長さといわれる程度の幅を目安に取ることが推奨されています。
膝は軽く曲げて柔軟な構えとし、左足のかかとは床からわずかに浮かせておくことで動き出しを速くします。重心は左右均等または前足寄りに構えると攻守の切り替えがスムーズなりますが、右足の踵も紙一枚入る程度浮かせることが良いと言われております。

「鏡や動画を活用して確認」
・肩の開き具合と左右幅が肩幅と一致している
・前後の足の間隔が足一足分程度あるか
・膝の曲げ・伸ばしが自然で無理がないか
・左足かかとが床から少し浮いているか
・足先の向きが自然に真っ直ぐまたは軽く内向きか
等です。
研究して見てください。
草々

剣道の構えについて(その②)

「八相の構え」陰の構えともいわれ、諸手左上段の変形とも考えられます。自分から先に技を出さず、相手の出方により攻撃に転ずる構えとされています。

「脇構え」陽の構えともいわれ、刀身の長さを相手に知られないように構え、相手の出方に対し臨機応変に攻撃していく構えとされています。

二刀の構えは、太刀と小刀の日本の竹刀を同時に持つ時の構えであります。現代剣道における試合や稽古では、通常太刀が上段の構えとなります。

右手に太刀を持ち左手に小刀を持つ「正二刀の構え」と、右手に小刀を持ち左手に太刀を持つ「逆二刀の構え」の二種類があるとされています。

また、構えを大別すると有形的な「身構え」と無形的な「気(心)構え」の二種類に分けることができます。

宮本武蔵は、究極の構えは「形の構え」を離れ「心の構え」に重きを置くことが最も重要と説いています。要するに形の構えに心を止めたり、心を奪われないことが「必勝の極意」であると教示されています。
草々

剣道の構えについて

剣道の構えは、「中段の構え」が代表的であり、その他に上段、下段、八相、脇構えがあります。昔から、「五行の構え」または「五方の構え」などといわれ、現座の「日本剣道形」の中にも用いられております。

「中段の構え」人の構え、常の構えともいわれ、すべての構えの基礎となる構えと言われています。攻防のいかなる変化にするにも最も都合良く、一番有利な構えだとされています。

「上段の構え」天の構え、火の構えともいわれ、上から圧倒し、かつ炎のように激しい攻撃的な構えである。上段の構えにはいろいろありますが、左足を前に出した「諸手左上段」が一般的な構えだとされています。

「下段の構え」地の構え、守備の構えともいわれ、自らが攻撃的に仕掛けていく構えではない。剣先を下げて、相手の足下を攻め、突くぞと見せて自分自身を守り、相手の変化に応じて攻撃に転ずる構えだとされています。
草々

剣道講習会①を受講して

7月12日(日)矢板市泉体育館にて剣道講習会①を受講してきました。

高野先生、吉澤先生講師にて、座学、審判法、木刀による基本稽古法、面を着けての指導稽古と盛り沢山勉強させていただきました。
特に、審判法では多くの質問が出され受験者の方々真剣に取り組んでおりました。
早々
追伸、エアコンが効いていて快適でした。

形稽古について

松村先生、追記ありがとうございます。
次は、形稽古についてご紹介します。
形稽古と言っても日本剣道形ではありません。

形稽古とは、ある一定の決められた所作や動作に示した「型」の本意を理解して自らの身体で正確に再現することを目的とする稽古法と言われています。

千葉周作は、「体づくりと技を学ぶための基本であり、それを基にして試合で臨機応変の動きを十分に練った後、再び型に立ち返り、無念必勝の妙所を会得せよ」と述べています。

その後、1886年に警視流木太刀形、1906年大日本武徳会制定剣術形、1912年大日本帝国剣道形が制定されました。このような歴史を踏まえ、現代剣道の理合・間合・気合は剣道の「型」ともいえる剣道形を1981年全日本剣道連盟は原本の文章表現や用語および仮名遣いなどを見直し原本をやさしい文体に改めて分かりやすくするとともに、統一見解として「日本剣道形解説書」を制定されております。
草々