昨夜の県庁稽古会後の感想
先週に引き続き
「虚実」についてです
もちろん、私もその方も未熟ではあるのですが
その方の誠実さが、切実に、そして確実に私に伝わってきてまさに『実り』の多い稽古でありました
たった2~3分の稽古でしたが、私は「もう充分だな」と感じ、蹲踞し、納(得)刀してしまいました
その「会」の後始末(残心)中でのその方との「会話」
その方は先日の京都大会で、かの有名な北海道の栄花(弟)八段先生にお稽古いただき、その凄さにえらく感化されたそうです
さもありなん、と私は思いました
ユーチューブなどで、栄花先生の若いときからの剣道にたいする姿勢、稽古、試合、指導を数多く観てきた私は、以下のように思っています
「実をもって相手の虚を打って勝て」と一般的には教えられていますが、先生の場合はあえて「実をもって相手の実を打って勝つ」であるな、と
「実」とは、充実であり、強み、誠
「虚」とは、隙であり、弱さ(驚懼疑惑)、色
先生はたしかに、いつでも、どこでも、その立ち居振る舞い、姿(体)勢、気(意)勢、剣(刀)勢が、「誠」であり、「理」にかなっているな、と
地力のある剣道家とは、ああいう人を言うのだなあ、と
最近、「ルッキズム」(見栄え優先主義)が社会問題になっているようですが、先生の場合、面を着けていなくても、着けていても、しゃべられていても、間違いなく誠のイケメンなので、問題はないと思うしだいです(笑)
冗長文にて失礼しました
松風庵住
松舟