栃木県実業団剣道連盟 みんなの掲示板
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鎬のつかいかた④‐2
1:
松村司朗
:
2024/05/05 (Sun) 09:10:35
日本剣道形 二本目
相中段はニ本目と七本目 その理合い(鎬使い)は、現代竹刀剣道に多くの示唆を与えてくれます
いま、毎日の早朝稽古(私道場での一人稽古)を終えて宇都宮駅近くのココス早朝バイキングに来ています
明日(五月六日)は栃木県剣道大会がユーケー武道館で開催されます
日本剣道形も居合道も式典で演武されます
私は大会参与、そして立合い演武として参加しますが、年々、参加人数が減っているようです
観るだけでもいいので、末来に向けての日本文化継承のために、皆さんが参加してくださると嬉しいです
さて、日本剣道形 二本目 鎬のつかいかたに入る前に
日本剣道形の理合を語るためにも、現在、講習会等で実施されている基本資料について触れておく必要があります
昭和56年制定の『日本剣道形解説書』(いわゆる「黄色の解説書」)には、それぞれの形の解説に対応した『大日本帝国剣道形』(大正元年制定 主査に高野佐三郎等)の原本も示されています
その昭和56年解説書の作成に関係した方がたに、私の学生時代の恩師(中野八十二先生)や栃木県での恩師(小笠原三郎先生)の名前も連なっています
それらの資料は、その後の剣道形講習会等で次第に「誤植、矛盾点、不整合、わかりにくさ」等が指摘されるようになり、あらたに『剣道講習会資料「日本剣道形」』(平成15年)が作成されました(作成委員長 井上義彦範士)
その作成委員には、佐藤成明(筑波大)、田口栄治(警視庁)、田村徹(警察大)、青木彦人(大分県警)、杉江正敏(大阪大)等10名でした
そのうちの2名、安藤宏三(早稲田大 全体構成担当)、松村司朗(宇都宮大 用語・文章表現相当)が原案を会議に提出し、2年間、数十回に及ぶ喧々がくがくの議論、実演を交え、難産しました
多くの著名人のなかに、ポツンと私の名前が(笑)…
表裏事情、表裏話し、秘話、多くありますが、私の自慢話し、暴露話しのようになってしまいそうなので、やめます
次稿「鎬のつかいかた④‐3」で本題(日本剣道形 二本目 鎬のつかいかた)にいきたいと思います
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