日本剣道形二本目 相中段の開始
前稿でお示しした動画
おそらく、お気づきになった方は少ないのでは?
蹲踞から立ち上がる 構え(鎬)を解いてツツッとわずかに退かれ(九歩の門合いまでではない)
それから本構えの谷口範士
そこへ楢崎範士の中段攻め入り
それに遅れじと中段応じ入りする谷口範士 そしてなお激しい機・気(鎬地・刃地)争い
まさに、剣道形二本目開始の理合い
そして続く 谷口範士の激しい気攻めに耐えきれず楢崎範士の捨て身(機を見て)の大技甲手 それを見越して上段に抜く谷口範士
これまた、二本目の理合い
さらには、楢崎範士の腰の入った突き これに対して谷口範士の激しい萎し入れ突き
まさに、三本目
その後も、双方の激しい鎬争い 四本目の「鎬を削るように」という表現が随所に見られる
実は私、この立ち合い現場を京都武德殿で見ていました(小さく写っていますので探さないでください 笑)
この立ち合いが終わった後の、どよめき(ときめき? 笑)、私は今も忘れられません
短文を心がけたのですが、やはり、ダメでした